2008年10月23日

マイラチェット

夏に活躍した「工具」の1つをご紹介します。

浅草サンバカーニバルでは、ダンサーやバテリア(打楽器隊)だけでなく、山車も一緒にパレードします。この山車を「アレゴリア」と呼びます。アレゴリアの骨組みは、車輪の付いた台車と単管(鉄パイブ)だったりします。
毎年異なるデザインのアレゴリアを作るので、毎年違った形に組み上がるように、直交クランブと自在クランブを駆使して作り上げるのです。
その、クランプを絞めるナットが17mmなので、いつもポケットに写真の「マイラチェット」を忍ばせて作業してました。

夏前に買った時には鮮やかな黄色い円形が綺麗だったマイラチェットですが、夏の間に使う度に傷ついていき、カーニバル翌日の片付けを終えた頃にはこんなにボロボロになっちゃってました。 そんなマイラチェット君ですが、今は、来年の活躍に備えて書斎のデスクの上で静かに寝ています。

今でも見る度に思います。ありがとう。