2011年10月8日

リズム練習☆

タナカマンですこんにちは。

27日の金曜日、クオーターにて、星野さん、オザ、そしてあやぞ、コジとリズム練習しました。

とても面白いお話が聞けたので、ご参考までにその様子を以下にちょっとだけ紹介したいと思います

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タナカマン

カヴァキーニョの練習をする時に頭(スルドの打点)の部分だけ意識して練習しているんですが、

どうしてももたって聞こえてしまうんです。ちょっと聴いてもらえますか?

 

(演奏)

 

星野さん

、、、、、うん。そうだね。それは単純に体が付いて行っていない問題もあるね。

音を聴いてからとか、ここで打とうって考えてから体が動くまでにはどうしてもタイムラグがあって、

プロなんかはその時間を如何に縮めるか、日々練習してる。

 

タナカマン

練習不足ですね。

 

星野さん

それから、タナカマンは今頭でリズムを取っていたんだけど、

へピーキの左手のところでとってみたらどうだろうか。

四つ打ちの四つ目、タカシカの最後の「カ」のところ。ブラジルの演奏を見ていると、

みんなそこで体が揃って上がっているんだよ。タンボリンは返したタンボリンを戻すところ、

へピーキは左手、スルドも左手の所。例えばへピーキはこの時に次の頭を叩くための

スティックの準備が出来ていて、自然と頭が叩けるはずなんだ。

これがバルバロスで「あとぅん」と言っているやつで、「あ」が気持よく入れば、

体の構造や感覚上、「とぅん」が乱れすぎることはあまり無いんだよ。

もちろん意識的に早めたり遅らせたりは別だけどね。

 

タナカマン

おーーー。

頭を合わせようとするのではなくて、

その直前の「あ」の所を意識して叩いたあとの、自然な体の動作で頭が合うわけですね。

 

星野さん

そうだね。

 

オザ

それじゃあ、基本的な話なんですが、私、頭のところで体を浮かせようとしてたのですけれど、

体が浮くのはそこじゃなくて、、、

 

星野さん

裏拍の所、「あとぅん」の「あ」の所だね。

ブラジルの隊列をよこから見ていると体が浮くところがみんな一緒で圧巻なんだ。

 

あやぞ

ダンサーもね、上手な人だと、髪の毛がふわっと浮き上がるタイミングが、そのタイミングなの。

 

星野さん

そうそう、それからうまい人はノペの足音がちゃんとカイシャに聴こえたりね!

 

タナカマン オザ

す、、すごい!!

 

星野さん

バテリアの人もダンサーの人もお互いそのリズムを感じながらやると本当に一体感が出るだろうね~

 

あやぞ

そうだよね~。うまいバテリアの人と踊ると私全然疲れないしね。

もう踊らされるっていうか。

踊ってる時は楽しすぎていくらでも踊れるんだけど、終わったあとが苦しいの!

 

タナカマン オザ

踊らされる!!

 

あやぞ

タナカマンもオザも、ブラジルの動画を超~沢山見ると*きっと*いいよ。

 

星野さん

何が絶対に正しいとかはなくて、あくまでも考え方だから、

やっぱり本物を見ることが大事だね。

僕らはそれに「こういうことかな」って理屈をつけながら探り探り近づいていくしか無いのかもね。

 

タナカマン

そうですね!今まで散々教わってきた「あとぅん」の考え方が少しだけわかった気がしました。

ありがとうございました。

by:タナカマン